なんくるないさゴーヤ料理

毎年、夏になると食卓をにぎわす食材があります。
キュウリ、ナス。
毎日毎日、来る日も来る日も、昨日も明日も
キュウリ、ナス。
田舎の人は骨身に染みて理解してもらえるはず。このキュウリ&ナス攻撃。

そして、近年、食卓をにぎわす新たな仲間が登場しているのではありませんか?
そう、それがゴーヤ。

ゴーヤ

グリーンカーテンの普及に伴ってか、ゴーヤの登場する頻度は高まるばかりですが、案外と、このゴーヤ。料理するのが苦手という方もいらっしゃるはず。

そこで、今回、私たちは強力な助っ人をお呼びしました。

親泊安次氏

親泊安次氏

勝山市農林部長である親泊氏は、沖縄県出身です。
ゴーヤジュースを産湯に使い(うそ)、ゴーヤを食べながら育ち(本当)、ゴーヤなしでは生きていけない(半分本当)親泊部長ならば、ゴーヤの美味しい食べ方を伝授していただけるはず。

「凝った料理ではなく、普段食べているゴーヤ料理を教えていただきたい」
という私たちのリクエストに快く応じていただいた親泊部長の、ゴーヤ料理は二品。

1.ゴーヤの和え物
2.ゴーヤチャンプル

両方の料理に共通することは、「手早くできて、美味しい!」

さて、それでは、調理開始!

まずは、ゴーヤの和え物。

【用意するもの】
1.ゴーヤ
2.ツナ缶
3.マヨネーズ
4.かつおぶし

まずは、ゴーヤを半分に切り、ワタを出しましょう。このワタが苦味の元ですので。

ゴーヤ

ちなみに、親泊部長にお話を伺うと、
「沖縄県民はゴーヤを苦いとは思わない」
とのこと。

ただし、ゴーヤジュースだけは苦くてさすがに飲めないそうです。
ほほう、それは良いことを聞いた。罰ゲームで使えそうですね。ゴーヤジュース。

次に、ゴーヤを切ります。

ゴーヤ

ゴーヤが苦手な方はできるだけ薄くスライスするのが良いでしょう。沖縄県民は1cm位の厚さに切るそうです。

次に、切ったゴーヤをお湯でゆでます。

ゴーヤ

ここで重要なことは、歯ごたえがなくなるまで茹でてはダメ!ゴーヤのサクサク感が残る程度の茹でることがポイントです。

茹でたゴーヤは取り上げて、冷まします。水洗いしても可。ただし、冷ましすぎると美味しくないので、ホッコリ温かいくらいで止めておきましょう。

最後に和える

ゴーヤ

油を切ったツナ缶とマヨネーズで和えて、かつおぶしを乗せれば完成です。

ゴーヤ
ポイントは3つ。
①手早く作ること。酒のつまみにつくるものなので、10分程度でさっと作ってしまうことがポイントです。
②ゴーヤの触感を逃がさないこと。さっとひと茹でするくらいで止めておくのがよいでしょう。
③味付けはマヨネーズで調整すること。

さあ、次はゴーヤチャンプルですよ。

【用意するもの】
1.ゴーヤ1本
2.豚肉(ポーク缶1つor薄切り100g)
3.木綿豆腐1丁
4.卵2つ
5.本だし
6.醤油
7.サラダ油

我が家でもゴーヤチャンプルを何回も作りましたが、いまひとつだった理由がわかりました。

豆腐の水切り

これを徹底的にやらないとダメだったんですね。

使うのは市販の木綿豆腐で結構です。

木綿豆腐

これをキッチンペーパーで丁寧に水切りします。

ここで見慣れぬ食材が。

ポーク缶

ポーク缶

親泊部長の説明によれば、沖縄は缶詰文化だそうです。沖縄のスーパーに行くと、山のように缶詰が並んでおり、私たちがスーパーでパックの豚肉を買うような感覚で、缶詰をカゴの中に入れていくとのこと。

ポーク缶というものを初めて食しましたが、これ、美味いですね。これだけでも酒のつまみになりそうです。

勝山のスーパーでも売っていますので、ぜひチャレンジしてみてください。

さあ、いよいよやりますよ~……ここで、ひとつ問題が。

「サラダ油が…ありませんね」

お借りした勝山市教育会館の調理室にもサラダ油はなく、果たしてどうしたものかと思案した親泊部長は、おもむろに携帯電話を出して
「ああ、親泊です」
「そっちに、油ない?」
「いや、サラダ油」
「ない?ああ、そうですか。いや、ありがとうございました」

部長、いくらなんでも農林部にサラダ油はありません。

大丈夫です。男の料理ですから!とそのまま決行。

ゴーヤチャンプルを炒めるときのポイントは、入れる順番を間違わないこと。
 ①肉
 ②豆腐
 ③ゴーヤ
の順で入れてください。ゴーヤは歯ごたえを残すために、できるだけ火を通さないことが大切です。

まずは肉を炒めましょう。

肉

次に豆腐を入れるのですが、手でちぎって入れてください。

豆腐

逆に、手でちぎれないか、手でちぎったときに水が出てくるようでは、水切りがまだできていないということです。

次にゴーヤを入れて、本だしを入れます。

ゴーヤ

最後に溶き卵を入れて、醤油で味を整え

チャンプルー

できあがり!!

チャンプルー

サラダ油なしでこげつかないか、不安げな親泊部長。

チャンプルー

ゴーヤチャンプルを作るときのポイントは何ですか?と親泊部長に尋ねると
「素早さと愛情!」
だそうです。

加えて、
「妻のゴーヤチャンプルは本当に美味しいです」

…ご馳走様でした。

ちなみに、親泊部長の説明によれば、「ゴーヤの天ぷら」はとても美味だそうです。そして、沖縄では天つゆではなく、ウスターソースでゴーヤ天ぷらを食べるとのこと。

へ~、そういう食べ方があるのか。今度、試してみよう。

ゴーヤの和え物を食べたあたりから、ビールが欲しくなりました。今年の夏は、残暑が厳しいです。ゴーヤ料理で乗り切りましょう。

親泊部長。今回は本当にありがとうございました。

親泊部長

親泊部長は単身赴任です。お盆休みに奥様がわざわざ勝山までお越しいただいたそうで、その際に、ゴーヤ料理を再度レクチャーされたとのこと。すみませんでした。

その奥様から、このHPをご覧の皆様へ一言。

「ゴーヤはデコボコがある方が美味しい」